保育園探し

上の子の保育園探しについて振り返ります。

 

上の子は、2歳8か月で子ども園(当時は無認可の保育園)に入園しました。

 

2歳になる前から、グループ保育をしてくださっていた発達支援センターの園長先生に来年は保育園に入れなさいと言われていました。知的障害があるので、集団生活に入った方が成長するという理由でした。

同じ理由で、脳性麻痺とてんかんの経過観察をしていた大学病院の先生からも保育園を勧められました。

 

8か月で入園が決まっていたにもかかわらず、仕事復帰を諦めて家で育てることにした経緯もあり、保育園に入れることには戸惑いがありました。

迷いながらも、2歳になる年の4月から保育園探しを始めました。

 

まずは、地元の小学校に通わせたいという願いがあったので、地元の保育園の2歳児向けのイベントに参加しました。イベントは、親子別々に過ごすという内容でもあり、入園の練習にもよいかなと思いました。2時間程度でしたが、月1回のイベントなので安心できるはずもなく、いつも泣いていたようです。

何度か通って園長先生とも顔見知りになり、入園を考えていることを伝えると、即答で人数がいっぱいだからと断られました。

次に、隣の校区の保育園を見学しに行きました。やはり、人数がいっぱいだと言われました。

 

そもそも2歳児は、1歳児から入っている子がいるのでハンディがあるないにかかわらず、空き自体がない状態でした。さらに、私が働いていないということで、入園の選考基準となる点数が低いというマイナス要素もありました。

 

近くの無認可の保育園に電話をかけてみました。脳性麻痺で歩けないんですが…と言うと、

「うちは、何もかも認定の基準をクリアしていますが、保育士の数が足りないんです」と言われました。

 

近い所は無理だったので、市役所でもらった保育所一覧の上から順に電話をかけていくことにしました。

 

1件目、「バリアフリーではないので」

2件目、「歩けない子はちょっと…。」

 

もう心が折れてしましました。たったの5か所断られただけですが、当時はとても辛かったです。

 

その後、保育園に出入りしている知り合いの方に障がい児を受け入れてくれる保育園はないかと聞くと、よいところがあると無認可の保育園を紹介され、入園説明会に参加することになりました。

園長先生とお話しすることができ、週3日か午前中だけならという条件で入園が決まりました。

結局、入園決定後の面接で、毎日午前中のみ通えることになりました。

 

その後、リハビリ専門病院のお医者さんにも、うちでリハビリするより保育園に行く方が良いと言われ、3人から勧められるなら保育園に入れるのがいいんだろうと納得して入園させることができました。

 

いろいろ大変な思いもしましたが、早くに集団生活に入れたことは良かったと思います。

その当時は、小学校に通うことも考えていたのですが、この子ども園で過ごした日々が唯一ハンディのない子どもたちと生活することができた時間となりました。

 

入園をいろいろ断わられたおかげで、最高の園に出合うことができたので、終わりよければすべてよしです!

 

 

入園を勧めてくださった園長先生、お医者さん、ありがとうございました。

子ども園を紹介してくださった方、ありがとうございました。

入園を受け入れてくださった園長先生、ありがとうございました。

 

 

今日もささやかな幸せを見つけられますように。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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