3歳から4歳の様子を振り返ります。
この頃は、保育園に通っていたものの、特に大きな成長もなく、SRCウォーカーで歩く練習をひたすらしていました。
成長が停滞していたこともあり、ボイタ法を行っている大阪赤十字病院附属大手前整枝学園を受診しました。
大阪赤十字病院附属大手前整枝学園では、早くリハビリを始めた方がよいということで、3歳になった年のクリスマスイブに受診し、3月の春休み前から母子入院で4週間リハビリ入院しました。
初めての母子入院は同じ脳性麻痺の親子ばかりで年齢も近く、リハビリの合間には近くの公園やお店に行き、海遊館まで足を運ぶこともあり、楽しい4週間でした。
ただ、上の子はリハビリが嫌で嫌で泣きながらのリハビリでした。
退院後も月に1回通院してPTとOTを受けていました。
ボイタ法については、専門のサイトを見て頂いた方がよいですが、家でも1日4回のリハビリをすることが大事で、リハビリの手法も難しく、定期的に専門の先生に診てもらう必要があります。できれば入院も繰り返し行う方がよいようです。
上の子が入院していた時は、埼玉や沖縄からも来ていました。小さい時から通い続けている中学生の子もいました。
入院をしてから、上の子の怒る力が強くなり、頭を前よりも一層激しくゴンゴンと床に打ち付けるようになりました。あまりにひどいのでヘッドギアを購入することになったほどです。
保育園の園長先生からは、入院した効果があったとは思えないとまで言われてしまいました。
1年間午前のみ登園していた保育園(子ども園に名称が変わりました)ですが、年少になると他の子と同じように1日登園(9時~14時)に変わりました。まだ歩けないこともあり、安全確保の理由から1歳下のお部屋で過ごしていました。行事は年少のクラスに参加させていただいていました。
思い出してみれば、午前登園の時は、送迎に往復45分程度、家で家事をして晩御飯まで作っておくことで精一杯でした。徐々に週に1回のお弁当の日は1日登園させてもらえるようになり、PTのある日も給食を食べさせてもらえるようになり、とてもありがたかったです。
いろいろ配慮して登園させてくださった園の先生方、ありがとうございました。
4週間の入院生活をお世話してくださった大手前整枝学園の職員の方、泣きながら抵抗する上の子に優しく教えてくださった大手前整枝学園のお医者さんやPTとOTの先生、ありがとうございました。
4週間という短い間、仲良くしてくれたお母さんと子ども達、ありがとうございました。
今日もささやかな幸せを見つけられますように。
お読みいただきありがとうございました。