乳幼児期を過ごす場所

生まれてから小学校入学までの乳幼児期の生活では以下の選択肢があるかと思います。

  1. 職場復帰をするため生後数か月~1年程度で保育園・子ども園等に入園
  2. 家庭で数年過ごした後、保育園・子ども園・幼稚園等に入園
  3. 児童発達支援に通所
  4. 病院や家庭で過ごす
  5. 1~4の混合

 

上の子は、5のケースで児童発達支援に1年通ってから子ども園に入園しました。途中1か月リハビリ入院もしています。

保育園等に通いながら、決まった曜日は児童発達支援に行くという人もいました。

ずっと児童発達支援に通う人もいました。

 

上の子の時は、児童発達支援は10時~13時まで数時間程度しかなく、母子で通所から始まり、すぐに子どものみ預かる所、子どもが落ち着いて過ごせるようになってから子どものみ預かる所、ずっと母子通所の所といった感じでした。

児童発達支援と放課後等デイサービスを併設している事業所も多く、学校が終わる時間まで児童発達支援、その後放課後等デイサービスになるという感じでした。

保護者が働いていると、児童発達支援を利用することは難しい状況でした。

 

この10年でいろいろなケースが増え、個別対応で1時間程度の療育を行うところ、幼稚園のように10時から15時ほど子どもを預かり療育するところなどもあるようです。

先日、たまたま見学する機会があったのですが、そこでは保護者が保育園まで送り、保育園まで児童発達支援の人が迎えに行き、療育が終わると保育園まで送り届けるというシステムでした。このシステムだとフルタイムで働いているような家庭でも、児童発達支援を利用することができます。

子どもにとっては何が良いのかそれぞれでしょうが、療育が必要だからと保護者が仕事を諦めなくてもよい選択肢があることはありがたいなと思いました。

 

子どもの実態や保育園等の状況にもよりますが、一般の保育園等では、ハンディキャップがある子どもへの専門的な支援には限界があるように思います。支援の保育者が付いてくれるケースもありますが、専門的な知識や経験があるということもなく、ケガや事故がないように見守っているということの方が多いのではないかと思います。

専門的な知識や経験がなく、無理解がゆえ不適切な対応も多く、2次障がい的な状況を引き起こしていることもあります。

支援者がただ見守るだけで、子どもが自由な行動ばかりしていたために小学校に入学して困るというケースも聞きます。

成長が著しい乳幼児期に専門的な療育を受けられずに、ただ集団生活に入っているだけということはもったいないようにも感じます。

 

もちろん、児童発達支援といいながら、不適切なケースもあるので、保護者自身が見学に行き、ただ便利だからという理由で利用することはやめた方がいいかと思います。

 

もし、今の時代に私ならどうするかと考えたら、、、

選択肢が多くて悩みます。

仕事も続けたいですし、、、。

保育園に迎えに来てもらえるならそこを選ぶかもしれません。

 

でも、仕事をしていないからこそ、すぐに対応できることが多いので、自分が選択したことは良かったなって思います。

 

 

新しい児童発達支援を見学させてくださった事業所の方、ありがとうございました。

今日もささやかな幸せを見つけられますように。

 

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